RCSとは
RCS (Revision Control System)は、ソースコードなどの変更履歴などを管理するバージョン管理システムの一つです。最初のリリースは1982年。2021年時点ではあまり使われていません。LinuxやBSDなどのUNIXライクなOSであれば、パッケージからインストールできます。Windowsの場合は、古いバイナリか、MSYS2やCygwinのパッケージが利用できます。
ここでは、いまさらながらRCSをWindows環境で使ってみます。RCSの解説や使い方は下記のサイトを参照してください。
Purdueのバイナリを使う
かなり古いバイナリですが多分使えます。
- Purdue RCS Homepageからrcs57pc1.zipをダウンロードする
- rcs57pc1.zipを展開して、win32\bin\の中にあるファイルを全て、適当なフォルダ(例えばC:\softwares\rcs\やD:\bin\など)にコピーする
- ファイルをコピーしたフォルダにパスを通す
- 環境変数RCSINITに-zLT -x,vを設定する(日時の出力形式をローカルタイムにし、RCSファイルの接尾辞を,vにする)
- 環境変数TZにJST-9を設定する(日本標準時の場合)
- 必要に応じて、環境変数LOGNAMEにユーザー名を設定する
- コマンドラインからチェックインを行うことができた
MSYS2のパッケージを使う
また今度……。